【タリンチャン水上マーケット】バンコク週末のお出かけにちょうどいい

バンコク

※この記事の内容は2023年2月のものです。

バンコク滞在中のデイトリップとして最近人気が高いのがここ「タリンチャン水上マーケット」。
土日と祝日の月、金曜日のみの開催ですので、週末のお出かけにいかがですか。


バンコク観光では外せない水上マーケットですが、有名どころはこの3つだと思います。
①ダムヌンサドゥアック ②アンパワー ③タリンチャン
①は大規模で小舟もたくさんいて、運河を巡りながら果物を買ったりバミー(麺類)を食べたりと水上マーケットの風情を楽しむことができますが、郊外にあるため結構時間がかかるのが難点です。
②のアンパワーは夕方からのホタル観賞が好評ですが、個人で行った場合、ホタルを楽しむと帰路をどうするかが難点です。
そして③のタリンチャン。ここはバンコク近郊で気楽に訪れることができ、規模も小さめできれいなので週末に訪れるにはちょうどいいと思います。
昔ながらの風情というより、半日ぐらいで便利できれいなマーケットを楽しみたい方に向いています。

タリンチャン水上マーケット | 【公式】タイ国政府観光庁
【公式】タリンチャン水上マーケット Taling Chan Floating Market。タイ国政府観光庁日本事務所が提供するタイ観光案内サイト。タイ国の基本情報や旅行の基礎知識の案内をはじめ、観光施設、宿泊施設、グルメ、イベント、買い物...

場所・行き方

MRT(地下鉄)ブルーラインの「バーンクンノン駅」から車で7-8分で行けます。
MRTライトレッドラインに「タリンチャン」という駅がありますが、このタリンチャン駅から水上マーケットまで徒歩では行けず、友人は結局バイタクで10分ほど走ったそうです。ツアーにのったりタクシーで行く方法もありますが、今回は実際に往復した路線バスでのアクセスをレポートします。

BTS(スカイトレイン)の「チットロム」で降り、セントラルワールドへ向かいます。セントラルワールドの建物の中央前ぐらいにバス停「セントラルワールド」があります。大通りをはさんで目の前に「ビッグC」がありますので目印にしてください。
バス停「セントラルワールド」から、オレンジ色の79番のバスに乗ります。タイの路線バスは、バスが近づいてきたら手を挙げたり前へ進み出て「乗ります!」」という姿勢を見せないと止まってくれません。79番はエアコンバスです。
乗れたら車内で回ってくるチケット売りの人に「タリンチャンマーケット」と言ってチケットを買いましょう。
スマホを持っている人は現在地を確認しながら乗ってもいいですし、バスの前方右側には次のバス停の案内がタイ語と英語で出ますのでそれも活用してください。40分ほどで着きますが、そろそろかな、と思ったころ、近くの人やチケット売りの人に「タリンチャンマーケット?」とアピールしておくといいと思います。みな親切に教えてくれます。英語では「Tarinchan District Office」で下車します。「タリンチャン区役所」みたいなところですね。

ワールドトレードセンターの前のバス停「セントラルワールド」から79番に乗る
正面にBigCがある
 乗るとチケット売りの人が近づいてくるので行先を言って料金を払う
車内右前に次の停留所の案内がある タイ語と英語

バスを降りると通りの反対側にセブンイレブンがあります。帰りはここから逆方向のバスに乗ります。そして下車したところで前を見ると茶色の壁があるT字路になっています。バスは右方向に曲がって行きますが、水上マーケットはT字路を左に曲がります。

道端では地元で採れた農産物や観葉植物を売っており、その先に緑色のアーケードが見えるので、ここまでくればすぐにわかると思います。

奥に見える三角屋根がマーケット
道端では地元産の農産物を売っている
旅行じゃなければ買って育てたい
珍しいモサモサ毛の生えた植物も
スゴイ根っ子! どんな植物が育つのか・・

道端の露天を見ながら進むと緑の三角屋根のアーケード。ここからがタリンチャンマーケットです。左右に美味しそうな飲み物、食べ物、珍しい果物がいっぱい!ブラブラ歩いているだけで楽しいマーケットでした。

緑の屋根が明るくてかわいい

突き当たりには水上レストラン、そしてタイ民族楽器のミニコンサートもありました。

珍しい楽器の音色を楽しんで

船着き場の近くには麺類や果物を売っている小舟がいます。

運河周遊ボートに乗ろう

緑のアーケードの左右には美味しそうな料理や飲み物が並んでいますが、チェックしながらもとりあえず奥まで進みます。トイレはアーケード突き当りの左。右側へ進むと運河です。

ボートツアーのチケットははこのカウンターで買います。乗り合わせのボートは1時間一人99バーツでした。

グループで来てプライベートのボートに乗っている人もいました。1時間1,000バーツですが、だいたい5~6人ぐらいのグループで乗っているようでした。

私たちは10時半スタートの乗り合わせのボートに乗りました。

運河の左右に広がる家や商店、そこで生活する人や水で遊ぶ子どもたちを見ながらボートはゆっくりと進みます。途中で餌のパンを買ってブナにあげるところがありましたが、あまりの魚の多さと勢いに引いてしまい、これは見てるだけ・・・

穏やかな運河のを進む
運河沿いの家もちょっとのぞかせてもらって・・
水辺の暮らしもいいなぁ
メインの運河からさらに横へ支流が広がっている
船着き場

折り返し地点で一度上陸、15分ぐらいワット(お寺)を見学します。壁画が有名なワットだそうです。商店もあり、水を買いました。

この壁画が有名だそう 
なかなかのインパクト

さぁ!お昼ご飯だ!

最初に通ってきたマーケットに戻って左右のお店を物色^^美味しそうなものがいっぱいです。

川沿いにはオープンエアーの水上レストランもあるようでしたが、マーケットのあちこちにビビッドな色の椅子やテーブルがあり、お店で買ってきたものを思い思いに食べている人もたくさんいました。

私たちもトートマン、サテ、なぜかベトナムのバインセオ・・などを買ってテーブルでランチです。

お土産のお菓子もその場の手作り。大鍋で、ヤシ砂糖かな?グラグラと煮詰まっていました。

このマーケットの特徴の一つは「清潔、きれい」です。他の水上マーケットだとときどき「これ食べてお腹ダイジョブかな・・」と思うときがありますが、ここは安心して口に入れられます。料理にはサランラップがかけてあり、干物の上にはハエよけのハタキみたいなものが回っていました。歩く道もきれいだし、食器も使い捨てで安心です。

他のタラート(マーケット)では見たことがない、料理にサランラップ
ハエよけのハタキがブンブン回っている

バンコクでの週末、半日ぐらいのお出かけにちょうどいい水上マーケットでした。

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