Airbnbを使ってみた!タイバンコク オンヌットのコンドミニアム2ベッドルームに10泊 お値段は・・

バンコク

※記事の内容は2023年2月時点のものです。

バンコクでの滞在は今までホテルかサービスアパート(センターポイントとか)でしたが、初めてAirbnbを使ってみました。
2-3泊ならホテルもいいのですが、それより長くなると洗濯したり屋台で買ってきたものをレンチンして食べたり、果物を丸ごと買って切って食べたりと、洗濯機、キッチンがあると「暮らすように旅をする」に一歩近づけて楽しい旅になります。
この記事は一体験記ですが、これからバンコクで初めてAirbnbを使ってみようという方のご参考になれば嬉しいです。

まずはAirbnbの登録から

Airbnbの登録はこちらからどうぞ。

Access Denied

証明書類なども必要で最初の登録は少し手間がかかりましたが、これから長く使うことを考え、またホストとゲストがお互いに信頼できる証拠としても必要な手続きかなと思い、がんばりました。

Airbnbで部屋を探す

今回探した条件は以下の通りです。
①2ベッドルーム 
②何かと便利なスクンビット 
③BTSトンロー(Soi55)より東
④BTSの駅から徒歩5分以内 
⑤近くにコンビニがある

そして10泊滞在したのがこの部屋です。
料金は13万1,823円。1泊1万3,182円。一人当たり6,591円です。


この料金は掃除代やシーツ交換、税金も全部含んで実際に支払った金額です。
後から考えると少し高かったと思います。5,000円代でも同じような部屋があったかもしれません。
またホテルだと同じ地域でツインのシングル使用がこのくらいの値段で可能です。
でも今回はAirbnbにデビューしてみたい!という希望と、10泊もするのであまり不満のある部屋ではストレスになる、洗濯や調理など暮らすように過ごしたい、ということでここでよかったと思います。この部屋の口コミには「高すぎる」というものもあったので、もう少しリーズナブルな部屋を探してみてください。


間取りはリビングダイニング、2ベッドルーム、2バスルーム(但し1つはお湯が出ない)、キッチン、バルコニーです。

場所はBTSのOnnut(オンヌット)駅から徒歩2分ぐらい。
「Ideo Mobi」というコンドミニアムです。このコンドミニアムは中庭を挟んでA棟とB棟に分かれており、今回はA棟の10階の部屋でした。

いざ現地へ!

初めてのAirbnb利用で、バンコク到着日に鍵をどうやって受け取ればいいのかちょっとドキドキでしたが、ホストから詳しく案内のメッセージがあり、予定通りに受け取ることができました。
「コンドミニアムの隣にあるマックスバリューに男性(ホストの叔父さん)がカードキーを持って行きます」というメッセージでしたが、私が着いた時、彼はもう来ていて、スーツケースを引いている私を見つけて声をかけてくれました。

敷地を出るとすぐマックスバリュー 
飲み物や日替わりのお弁当もあり、ほぼ毎日行っていた 
イオン系なので品質もよい。
コンドミニアム全体の受付

カードキーで敷地に入ると手入れの行き届いた芝生の庭があり、花もきれいに咲いていていい雰囲気です。東屋もありゆったりできました。
ただスクンビットに面しているので車の音がうるさくて空気も多分よくないはずです。静かなところがいい場合は少しソイを入ったコンドミニアムを探す方がいいと思います。

敷地に入ると緑があってほっとする
中庭では毎朝清掃や水やりをしていた
中庭には東屋風の椅子とテーブルがあって、毎日ここでアイスクリームを食べていた 笑
広々としたロビー デリバリーを頼んだときに待つのにいい

プールも毎日清掃され、きれいに保たれていました。外国人が時々日光浴をしているぐらいでいつも空いていました。炎天下は辛いので半分日陰になるような時間を狙って一度行きました。ホテルのようにパラソルのサービスはありません。笑 

プールは時間によって半分日陰になる 
写真はないがジムもあった

コンドミニアムの施設で質問があれば、1階に受付があります。翻訳アプリでだいたいのことは通じました。

1階にある受付。タイ語以外に英語も少し通じる 
ゴミの捨て方を教えてもらった
23階建ての高層コンドミニアム
廊下はきれいに清掃されている

セキュリティーは十分でした。
まず敷地に入るとき、建物の住居棟に入るとき、エレベーターで自分の部屋の階に行くとき、部屋に入るとき、と4回チェックを通らなければなりません

部屋の中は

玄関ドアを入ると大きい鏡
光がよく入るリビング
大画面TVがありYoutubeも見られる 
ベッドルーム1 ダブルベッド、クローゼット、TV
ベッドルーム2 シングルベッド、クローゼット、デスク
収納もたっぷり
ドライヤーや予備の枕などが棚にある
ベッドルームのTV

バスルームはメインのベッドルームに付属しています。
もう一つバスルームがあったのですが、そちらはお湯が出なかったので、トイレと洗面だけ使いました。
ホストに「お湯が出ない」と連絡すると「お湯はメインのバスルームにあります」と返事があったので、分かっていて出していないようでした。
部屋の設備に「1バスルーム」とあったので十分ですが、日本人の感覚としては「シャワーがあるのにお湯が出ない」のは妙な感じですね。

ベッドルーム1(メイン)についているバスルーム 
バスタブはなくシャワーのみ お湯は温度も量も十分

朝ご飯はだいたい下のマックスバリューで買って、小さなダイニングテーブルで食べました。

小さいけれどダイニングテーブル
冷蔵庫、シンク、湯沸かしポット、調理器具、食器、カトラリーなど必要なものは一通りある

普通にタイの人が暮らしているコンドミニアムなので、キッチンもしっかり調理ができるようになっています。調理器具や食器、スプーン、フォークなどもありました。
前の人がおいていったらしい調味料や油、コーヒーカプセルもありましたが、それらは使わず。
使ったのは冷蔵庫、レンジ、湯沸かしポット、カップ、グラス、スプーン、フォーク、お皿ぐらいです。

調理はせず、お湯を沸かすぐらい
電子レンジ、コーヒーメーカー、トースター
コーヒーカプセルなど消耗品は自分で調達する

洗濯は毎日したいので、使いやすい洗濯機があって助かりました。終了まで15分!という短さ。本当にきれいになっているのかなー( ;∀;)
洗剤も柔軟剤もあるものを使いました。
消耗品は食品、洗剤ともに、ないものは自分で揃えて残りはおいていくと次の人が使う・・の繰り返しのようでした。

小さなバルコニーがリビングの向こうについており、洗濯物はそこに干して乾かしました。日当たりがよく風も当たるのでよく乾きました。

ほぼ毎日使っていた洗濯機 
使い方も簡単で直感的に分る
洗剤もおいてあった。

チェックアウトの流れカードキー

チェックアウトの日は朝からホストがメッセージをくれて、時間とカードキーの返し方を教えてくれました。ホストは若い女性でしたが最後まで会うことなく部屋を後にしました。
こちらからの最後のメッセージは、カードキーを郵便受けに入れたこととお礼(Thank you for everything.)です。その後ホストからもお礼のメッセージがあって今回の滞在は無事終了。

チェックアウトは1階にある郵便受けにカードキーを返して終わり

まとめと注意点

ここからは、初めてAirbnbを使ってみて、とまどったこと、よくわからなかったけれど行ってみてはっきりしたこと、注意点などを書いて行きます。

1.鍵の受け渡しが不安 上にも書きましたが、当日夕方着の飛行機でも、指定の場所で問題なく受け取れました。飛行機が遅れるとか場所がわからないなどトラブルのときは、ホストにメッセージをすればすぐに対応してくれるようです。ホストとしても、ゲストが予定通りチェックインできなかった、ということになれば、返金や悪い口コミになるので避けたいはずです。
その後部屋の入り方などを教えてくれますが、ここで疑問点は何でも聞いておくといいと思います。例えばカードキーなら開け閉めをするところまで見ていてもらう、などです。

2. 掃除やシーツ替えは自分でするのか 部屋には雑巾や掃除の洗剤はありましたが、掃除機やほうきはありませんでした。ホテルなら毎日掃除、シーツ/タオル替え、ゴミ収集をしてくれますが、Airbnbは部屋を貸すだけ?どこまでリクエストできるのかが分かりませんでした。
Airbnbの支払い明細を見ると「清掃代」が入っているのですがこれは日常の清掃のこと?など疑問でした。

滞在途中に1回、ホストにメッセージで「部屋の掃除とシーツ替えをしてほしい」とリクエストをしたら、メイドさんを手配してくれました。料金はかかりませんでした。

ゴミはコンドミニアムの受付で聞き、各階にゴミステーションがあることがわかりました。

ホストが近くに住んでいてすぐ聞けるならいいのですが、生活の案内を部屋に置いておいてくれるといいと思いました。これは他のAirbnbを使った人の口コミなどを見ると、ホストが近くの美味しいお店や観光に行く交通機関などを教えてくれた、という場合もあるのでケースバイケースなのだと思います。

今回のようにホストとはメッセージだけでやり取りする場合は何でもまずリクエストしたり質問したりしてみるといいようです。

3. ことばはどうするのか 今回のホストはタイ人で、基本的な英語がOKという人でした。私はごく初歩のタイ語と初級日常会話の英語ができる程度です
Airbnbはお互いのメッセージに翻訳機能があります。私が日本語でメッセージを送ったらホストは英語やタイ語でそれを読めるようでした。
1-2度日本語でメッセージを送り、ホストからの返信も日本語翻訳を読みましたが、これはあまりおススメしません。
誤訳も多く、ニュアンスは伝わらないと思った方がいいです。「タオルは交換してもらえるのか、自分で洗濯するのか」と聞いたら「あと何枚必要か」と返事が来たり、ホストの言っている日本語訳の内容がよくわからなかったので原文(英語)表記にしたら、意味がはっきりしたこともありました。

Airbnbはホテルとは使い勝手が少しちがいます。
誰かの部屋を借りて暮らすわけですから、ホテルのようなサービスは期待できません。そのかわり、その地域に暮らしているような楽しさがあります。
自分で掃除や洗濯をしたり、簡単な調理をしたり、ゴミを捨てたり、そんなふうに暮らしながら旅をするのにはぴったりです。
ですからある程度長期でゆったりした滞在の場合がおススメです。2泊や3泊で観光地を効率よく回りたいような場合にはホテルの方が向いているでしょう。
それでも少しは果物を切ったり買ってきた食事を部屋で食べたい人は、サービスアパートの短期滞在もいいと思います。

またAirbnbは個人の所有物件ですからAirbnbとして決まっているルール以外はホストの考えによって対応はそれぞれです。
心配な場合は予約をする前にホストとやり取りをしてみるのもいいかもしれません。
すぐ返信があるか、意思疎通ができる共通の言語があるか、どこまでをサービスとして提供しているかなどをチェックしてください。

バンコクで中長期滞在を予定しているあなたが、Airbnbを使って快適に過ごせることを願っています!

タイトルとURLをコピーしました