【ワットサムプラン】竜が巻き付く塔のお寺はインパクト大!

バンコク

※この記事の内容は2023年2月のものです。

バンコクでもうだいたい有名なお寺は行きつくした・・という人にお勧めなのがここナコンパトム県にあるワットサムプラン(Wat samphran/วัดสามพราน)です。

誰もが「どうしてこんなお寺を建造したのか???」と疑問に思う、竜が巻き付いている奇抜な外観の塔が有名です。最初はテーマパークかと思ったのですが、格式高いお寺でした。すみません。

行き方

バンコク市内からアクセスはあまりよくありません。①電車とバス、②電車とチャータータクシー、③ツアー、の3種類ありますが、私は②を選びました。電車で最寄り駅まで行って、そこからタクシーをチャーターするスタイルです。最寄り駅と言っても駅からお寺までは車で40~50分ありますが、ツアーほどコストがかからず自由がきくし、バスはあまり時間通りに来ないようなので現実的なところで折り合いを付けました。また最寄り駅から片道だけタクシーという方法もありますが、帰りのタクシーがつかまるかどうか不安だったので、ワットで待っていてももらいました。


まずはMRTブルーラインのラックソン(Lak song)駅まで行きます。駅から大通りに降りたら進行方向側に停まっているタクシーをつかまえます。
そして「ワットサムプランに行って2時間ぐらい待ち、またラックソン駅まで戻ってほしい。」と交渉します。
ワットサムプランはスマホで写真を見せればすぐわかってくれます。
写真を見せながら「パイ ティーニ―(ここへ行く)、ロー ソーンチュアモーン(2時間待つ)、クラップマー ティーニ―(ここへ戻る)、ダイマイ?(いいですか?)」でトライしてみてください。このフレーズの最後に男性は「カップ?」女性は「カ?」をつけると丁寧な感じになります。

タイ語も載せておきますので、必要な場合は運転手さんに見せてください。

ไปวัดสามพราน รอประมาณสองชั่วโมง กลับมาที่นี้ ได้ไหม
(ワットサムプランに行ってだいたい2時間ぐらい待って、ここに帰ってもらえますか?)

トータルで3~4時間のチャーターになるので、メータ―ではなく値段交渉が必要です。400バーツでどうかと聞いたら「遠いから700バーツ」と言われ、「じゃ500バーツで行ってください。ダメなら他のタクシーを探す。」と言って550バーツになりました。が、とても感じのいい運転手さんでいろいろと気遣ってくれたので、最終的にラックソン駅で降りる際、言い値の700バーツを渡しました。
「え?いいの?」という感じでとても嬉しそうにしてくれたので、お互いハッピーでよかったです。

MRTラックソン駅からワットサムプランまでの道は大通りをほぼまっすぐです。
https://goo.gl/maps/5rveb52yFCbRWnsd7

タクシーで40分ほど走るとそれらしい塔が見えてきました。

近づくとピンクの塔に巻き付く竜のうろこがはっきり見えてきます。ゾクゾク・・

いったいどうしてこんなお寺を建造したのでしょうか。答えは夢の中での高僧からのお告げだそうです。タイではよく聞く話ですね。

屋上へ

お寺の敷地に入るとメーチーさん(尼さん)が近づいてきて案内してくれました。まずお供えを購入、黄色の布に家族など大切な人の名前を書くように言われました。そして靴を脱いで塔の中に入り、通路を歩いて頂上まで登って行きます。通路の床はごつごつして冷たく、埃っぽいところもあるのでソックスを持っていくといいです。通路はなだらかな登り坂でところどころに窓もあります。扇風機も回っていて空気が流れていたので閉塞感はありませんでした。10分ぐらいグルグル登っていると屋上に出ました。

竜のお腹の中が通路になたている

屋上からはナコンパトムの街が広々と眺められます。何にもなーい(笑)高い建物は一つもなくただただ広くて清々しいナコンパトムの街でした。

最初に買ったお供え物を供えてお参りをし、しばらく風に吹かれて街を眺めてのんびりしていたら、屋上担当の?メーチーさんがやって来ていろいろと話をしてくれました。早口のタイ語でよくわかりませんでした(笑)。1階下に降りると曜日ごとの仏像や不思議なモニュメントがあります。

他の見どころ

この「ワットサムプラン」は竜の巻き付いた塔が有名ですが、実は広い敷地の中に他にも見どころがいろいろあります。例えば大きな亀の形をした洞窟に入ると、通路に仏足石(ぶっそくせき:お釈迦さまの足跡を石に刻んで信仰の対象としたもの)が安置してあったり、寺院建設にあたって信者や寄進者の手形が足元に敷いてあったりします。

屋根のモニュメントも凝っています。電灯があるということは夜になるとライトがつくのでしょうか・・見てみたいですね。

何やら人の一生を占うような石盤もありました。何が書いてあるのか気になります。タイ語が読めたら楽しいだろうなぁ。

タイのホロスコープ?

見物時間

タクシーを降りてからメーチーさんの案内を聞いて、竜のお腹を通って屋上まで登り一休み、お参りをして下に降り、敷地内の他のモニュメントを見て回って1時間半ぐらいでした。2時間もあれば余裕で見て回れると思います。

帰り方

待ってもらっているタクシーの運転手さんが電話番号をくれたのでそこに電話をして最初に会った入口で落ち会いました。電話をしなくても、だいたい約束の時間に車を降りた場所に行けば近辺で待っていてくれます。私はタクシーやトゥクトゥクに待ってもらうときは、写真を撮っておきます。そうするともし会えなくてもお店や寺院の人に写真を見せれば、「ああ、あの木の下で寝てるよ。」などと教えてくれたりします。気楽でいいですね(笑)。

チャーターしたタクシーでラックソン駅まで送ってもらい、料金を払って駅周辺の屋台でお昼ご飯を食べました。人のテーブルを見て指差し注文したのでお料理の名前はわかりません(笑)。

まとめ

アクセスがあまりよくないのですが、その分観光客は少ないです。時間をかけてタイ旅行している人におススメ。一見の価値ありのお寺です。圧倒されますよ。
注意点としては、由緒正しい寺院なのでお参りのマナーは守ること、竜の中を登って行くときに靴下を履くといいことです。

ぜひチャレンジしてみてくださいね。

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