※この記事の内容は2023年2月のものです。
タイの東北地方(イサーン)の街ウドンタニ―から行ける、紅い蓮の湖(タレ―ブアデーン)をご紹介します。本記事は一体験談ですが、行かれる方の参考になれば嬉しいです。
タイ政府観光庁の情報はこちら。
蓮の花は早朝に開き、日が高くなると閉じてしまいますのでこの日は早起きして行きました。この湖の名前は「ノーンハン湖」ですが、通称の「タレ―ブアデーン」の方が通じやすいと思います。
「タレ―」は「海、池」、「ブア」は「蓮の花」、「デーン」は「紅い」の意味でそのままの名前だからです。
場所
ウドンタニ―の街から東南43キロ、車だと40分ほどです。広さは36K㎡で、日本の浜名湖の半分より少し広いぐらいです。
行き方
ウドンタニ―の街中からタレ―ブアデーンまでは、車のチャーターがお勧めです。車の種類は①タクシー ②ソンテウ ③ホテルと契約しているプライベートカーになります。
私は③のプライベートカーのチャーターで行きました。料金は往復で1,300バーツでした。
他のブログを見るとこの値段は高いように思いますが、コロナ以降値上がりしているようです。
もう少し安く行きたい方は、ウドンタニ―駅でソンテウを探し、値段交渉をしてみてください。1000バーツぐらいで行けるかもしれません。
泊まっていた「Tisa Hotel」 のカウンターでは1,500バーツ、「センタラウドンタニ―」(ショッピングモール)の前のタクシーは1,200バーツと言っていました。
結局「Kavin Buri Green Hotel」の車のチャーター1,300バーツに決めました。
約束の朝5時20分に、泊まっていたTisa Hotelまで、感じのよい若い女性運転手さんが迎えにきてくれました。
昼間は他の仕事をしており、お客さんがいたらホテルから紹介してもらって、早朝ご自分の車で稼いでいるようでした^^
ボートで鑑賞
車で40分ほど走り、早朝の湖に到着。まだ夜が明けておらず、湖面は暗く静かです。
6時前に着いたので受付が始まるまでベンチで待ちます。
6時近くになると人が並び始め、受付が始まると人数を言ってチケットを買います。
私は2人乗りのボートで300バーツでした。他に5人まで乗れる500バーツのボートもありました。
ボートに乗ると船頭さんが湖の真ん中まで漕ぎ出してくれます。
蓮の花がチラホラ見えてきました。湖面はまだ暗くあたりはぼんやりしており、蓮の花もまだあまり開いていません。乾期の早朝ですから空気はひんやり冷たく、朝もやの中、ボートを漕ぐ音だけが聞こえています。
10分ほど漕いでもらうとあたりはだんだん明るくなってきました。
そして蓮がたくさん咲いている場所に到着。
朝日が顔を出し、湖面が黄金色に輝き始めました。
あたり一面ピンクの蓮の花が咲いています。遠くを見ると湖面はピンク一色に染まっているようでした。一度にこんなにたくさんの蓮の花を見るのは初めてです。
船頭さんは蓮のきれいな所や朝日がよく見える所にボートを止めてくれたり、写真を撮ってくれたり、とても親切でした。(降りる際チップをあげなきゃ、という気持ちになります。)
1時間半ぐらい遊覧してだいぶ朝日が昇ったころ、さっきの船着き場に戻ってきました。
最初に着いたとき暗かった湖面も、朝焼けで美しい色になっていました。
船頭さんにチップ40バーツを渡し、来たときの女性運転手さんが手を貸してくれたので、ボートから降りました。
トイレに寄ってあとはホテルに帰ります。
運転手のお姉さんが「朝ご飯を食べるかどうか」「コーヒーを飲みたいんじゃないか」と気にしてくれました。
周辺には蓮を見に来たお客さん目当ての朝ご飯の店や屋台がいくつもありましたので、ここで朝食も可能です。
注意点など
✔乾期の12月から2月上旬が季節だが、1月中が一番花が多くてきれいな時期。
✔日が昇ると花が閉じるの、で早朝6時に現地に着きたい。
✔前日に車かタクシー、ソンテウを予約しておく。
✔かなり寒いので暖かい服装で行く。
✔船頭さんにチップは基本必要ないが、渡すなら2人で40バーツ、5人で50バーツぐらい。
乾期の12月から2月上旬にウドンタニ―に泊まる機会があれば、ぜひ早起きして行ってみてください。静かで幻想的な体験ができますよ。