谷川の湯あせび野 ③源泉かけ流しの湯に浸って日常を遠くに想う

静岡県

中伊豆にひっそり佇むおこもり宿「谷川の湯あせび野」を5回にわたって紹介しています。

  1. アクセス
  2. 館内・部屋
  3. 温泉(←ここ)
  4. 食事
  5. 周辺観光

あせび野は全室に源泉かけ流しの露天風呂がついています。
タイプは2つ。
1.無双窓つき露天風呂
2.オープンで広めの露天風呂

私たちが泊まった「木の蔵」は①のタイプでした。
「無双窓」というのは、寒い日などは隙間(写真をご覧ください)を閉じて内風呂のように入れる窓だそうです。
開放的なお風呂が好きなので次回は②のタイプを希望したいと思います。

部屋の露天風呂以外に、大浴場が1つと貸し切り露天風呂が4つあります。

1.大浴場「世古の湯」(14時半~翌朝10時半、夜中に男女入替)洗い場も露天風呂も広々している。

2.3階の「かざはや」(予約制30分)貸し切り露天風呂の中では一番広く、3階にあるので景色がいいことから一番人気。

3.4.川沿いの「かわせみ」「やませみ」(予約制40分)川沿いで瀬音を楽しみながら入れる。真冬は少し寒いかも。

5.川沿いの「寝湯」(予約制40分)石の枕に頭をのせて寝ながら入ると川と一体になったような気分になれそう。

今回私は部屋の露天風呂の他に1.大浴場「世古の湯」と2.貸し切り露天風呂「かざはや」を利用しました。
川沿いの露天風呂「かわせみ」も朝7時から予約していたのですが、起きたのが7時で外も寒そうだったので見送りました。
まずは部屋の露天風呂からご紹介します。

とりあえず部屋の露天風呂へ

あせび野のお湯はどこも源泉かけ流しで、泉質は単純温泉・カルシウム・ナトリウム硫酸塩泉。
無色透明でサラリとした湯上り感ですが、ホカホカ温かいのと肌のしっとり感は長く続きました。

部屋「木の蔵」の無双窓つき露天風呂
テラスにも直接行ける
部屋「木の蔵」の洗面所
スチームのタオル掛けでタオルはいつもホカホカ

貸し切り風呂は3階の「かざはや」が一番人気

旅館到着時に仲居さんが貸し切り露天風呂の予約希望を聞いてくれ、さっそく4時から「かざはや」を利用しました。
一度2階のチェックインカウンターで鍵とタオルが入った籠を受け取ってから向かいます。
「かざはや」は人気のため、利用時間は30分。
それでもそんなに長くお湯に浸かっていられないので、せわしない感じはありませんでした。
木枠の広い露天風呂で、紅葉と冬枯れた木立を眺めながらゆったりと湯あみを楽しみました。

貸し切り露天風呂「かざはや」は広くて景色がよくて一番人気
「かざはや」の洗面所
「かざはや」のお休み処にある椅子
「かざはや」から外を眺める

大浴場「世古の湯」は広々した露天風呂が気持ちいい

夕食後、一休みした後大浴場に行きました。
エレベーターで1階へ降り、お休み処でタオルやアメニティを持って橋を渡ります。

木の入口を開けて脱衣所、洗面所を通ります。

大浴場「世古の湯」の洗面所

洗い場の床は石造り。足の裏がひんやりしますが、これから入る温かいお湯が一層楽しみになります。

広々とした露天風呂。足元には石が敷き詰められ、周囲も石造りの野趣あふれるお風呂です。
周辺の木々がライトアップされ、私が入ったときは一人でお湯の音だけが聞こえる幻想的な時間を過ごしました。

熱いお湯が苦手な人用にぬる湯のコーナーもありましたが、この日は真冬でしたので露天風呂の湯音がちょうど心地よかったです。

夜の写真しかないので、HPより昼の写真をお借りしました↓。昼も美しいですね。朝もう一度浸かればよかったです。

出典:あせび野公式HP

お湯でほてった身体をさますのに、椅子やベンチがあちこちにありました。夏なら夜風に吹かれるのも気持ちよさそうですね。

敷地が広く、庭もきれいに手入れされています。

お休み処「山藤」も広々して温かな灯りとソファがあり、居心地のよいところでした。

飲み物や雑誌もあり、長居したくなる

大浴場に行く前にここでタオルやアメニティを受取ります。

セルフサービス。人と会わないのもいい

④食事編に続きます。

【谷川の湯_あせび野】 ④体も心もよろこぶ至福のひと皿
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