ウボンラチャタニ―(以下”ウボン”)はタイの東北部(イサーン地方)の中心になる大きな街です。街の南にはムン川という穏やかな川が流れ、インド様式のお寺やクイジャップユアンというベトナムから入ってきたモチモチの麺料理が有名です。
またウボンの中心から車で1時間半東へ行くと、「コーンチアム」というメコン川沿いの街があり、自然豊かな国立公園や個性的なお寺など魅力的な見どころがあります。個人的には「コットンビレッジ」がおすすめですがこれは別の記事で書こうと思います。
まずはバンコクからウボンラチャタニ―への移動として
①飛行機(約1時間)
②長距離バス(約10時間)
③タイ国鉄(昼、夜 約10時間)
の中から今回私が移動に使った③の夜行列車についてお伝えします。
予約はタイ国鉄のHPから
タイは首都バンコクから地方へ走っている電車はSRT(State Railway of Thailand.)という国有鉄道です。路線はざっくりと北部、東北部、東部、南部の4つです。

ウボンラチャタニ―へ行く路線は東北部、図の赤い路線ですね。途中のコラートで北線(ノーンカイ行き)と東線(ウボンラチャタニ―行き)に別れます。ウボンラチャタニ―は東線の終点になります。
こちらのサイトがタイ国鉄のサイトです。初回はパスポートNO.を入れて登録してください。画面の言語を英語にして(日本語はありません)進んでいけば、案外簡単に購入まで進めます。
スマホだとこのHPは重くてなかなか進まないので、アプリの利用をお勧めします。

巨大な「クルンテープ・アピワット」駅
国鉄バンコク駅は「クルンテープ アピワット中央駅」という名称です。「バンコク」という駅はありませんので気を付けてください。

MRTのバンスー駅と直結しているので、行きやすくなりました。ただ本当に広くて大きい中央駅なので、駅に着いてから自分の乗るプラットフォームへ行くのに20分ぐらいは見ておいた方がいいと思います。早めに到着してくださいね。そして下の写真のようにインフォメーションがあるので、チケットを見せて教えてもらうのことをお勧めします。

インフォメーションや駅員さんに聞きながら、自分が乗る電車の表示のところまで来ました。ホッと一息。「21:05分発のウボンラチャタニ―行きはBプラットフォーム」(パネルの左下)なのが分かります。

駅の改札には、発車の20分ぐらい前にならないと入れないようになっています。

座席が簡易ベッドに早変わり
電車に乗り込んだら自分の座席番号を探します。今回は2等車の「女性、子ども」の車両を予約しました。座席は何となく懐かしい感じですね。サービスで小さいサイズのペットボトルの水が置いてあります。

時刻通りに出発しました。しばらくバンコクの夜景を楽しみます。

出発して少しすると車掌さん?が切符を確認しに来ます。これも懐かしい感じ・・・スマホのチケットを見せます。

さらに少しすると、ベッドメイキングのお姉さんがまわってきて、座席を手早く2段ベッドにしてくれます。この早業にはいつも感心します。

一晩過ごすベッドができました。枕元には小物を入れる網とベッドライト、コンセントがあります。シーツ、枕カバー、毛布はクリーニングされた清潔なものでした。

各スペースがカーテンを閉めるとこうなります。音は聞こえるけれど、一応のプライバシーは保たれて、私的には十分です。むしろ1等の個室だと1人旅にはちょっと寂しいかも。夜間だし人の気配があるのはいいですね。

歯を磨いて顔を洗って・・もちろん清潔なトイレもあります。

近くの駅にも停まります。ここから乗る人もいるみたい。

しばらく近郊の夜の風景を眺めていましたが、そろそろ寝る時間。スマホを充電してライトを消しておやすみなさい。
ウボンラチャタニ―到着
寝心地は悪くないです。ぐっすり熟睡できました。何となく5時過ぎに目が覚めて外を眺めているときれいな朝日が昇ってきました。夜行列車のだいご味ですね。

もうすっかり郊外の風景。広々してバンコクとは全然違う、地方ののんびりした雰囲気が好きです。

到着も時刻通り!もうすっかり朝です。

ワンコも乗ってたのかな?

朝の駅の雰囲気も好き。鉄子なわけじゃないんですが、鉄道と駅は旅情あふれていてクセになります。

ウボンラチャタニ―駅の様子
ウボンラチャタニー駅はこじんまりして清潔でかわいい色使いですてきでした。

東北地方(イサーン)の中心都市だけあって、ゴミの分別ももしかしたらバンコクよりも進んでいます。


駅中の売店も朝早くから開いていました。

改札を出ると、窓口やインフォメーション、待合所などがあります。オープンエアーの駅舎は南国ならではです。

かわいらしい駅舎外観。タクシー乗り場もありました。


駅前広場?にあったこの機関車風のオブジェは何でしょう?ウボンラチャタニ―駅のシンボルなのかな?新橋駅のアレみたいな?笑

案内板も電話ボックスもかわいらしいですね。お金持ちの県なのがわかります。

駅を出ると朝ご飯用にガイヤーンを売っていました。木で挟んで焼いてある本格的なヤツ 笑 サンドイッチとかも売っていました。

ソンテウで市内へ
ウボンラチャタニ―の駅は街の中心から3~4キロ離れた「ワリンチャムラープ郡」にあり、車では20分ぐらいかかります。タクシーやトゥクトゥク、GrabやBoltなど、移動手段はいろいろあるので困ることはありません。
駅前にはタクシーが何台か待っていましたが、ローカル好きの私はソンテウ(乗合いのピックアップトラック)で市内へ向かおうと思います。
インフォメーションで聞いたら、ソンテウは8時過ぎぐらいから走り始めるとのことだったので、あと1時間ぐらいぶらぶらしようと思い、駅から出てみました。

駅のすぐ横から、キレイに舗装された道が伸びています。デコボコあぜ道じゃないところがやはり東北地方一番の大きな街ですね。でも静かな田舎でいい感じです。

朝から開いているお店があったので、寄ってみました。

ドリンクメニューもいろいろあって、おいしそう。

店番はお約束のネコ 笑

飲み物を買って駅に戻り、待合のイスでソンテウが走り始まるまでのんびり待ちます。急ぐ旅でもないし、こういう時間が大好きです。

インフォメーションの人が教えてくれた通り、8時10分には最初のソンテウが来ました。行先を確かめて、ウボンラチャタニ―市内へと向かいます。

それではみなさんよい旅を!
