※この記事の内容は2024年4月のものです。
ネパールの首都カトマンズから西へ200キロほどのところに、ポカラという大きな湖のある街があります。標高はカトマンズより低いのですが、そこからは8,000メートル級のヒマラヤの山々を眺めることができます。カトマンズの喧騒とはうってかわって、美しい景観を眺めながらのんびり過ごせるすてきな街です。
カトマンズからポカラへ移動するのに、飛行機とツーリストバスで迷いましたが、結局行きはバス、帰りは飛行機で移動しました。
この記事では行きのツーリストバスの様子をご紹介します。
カトマンズからポカラへ何で行く?
国内線はブッダエアー、イエティエアー、シェリーエアラインズと3社が乗り入れています。所要時間は25分~30分、1日に20便ほど飛んでいるのでとても便利です。
一方ツーリストバスは数えきれないほどのバス会社があり、そのほとんどは朝7時にカトマンズの北端にあるバス通りから出発、約10時間かけて悪路?を走り抜けます。HPには所要時間「7時間」などと載っていますが、まずカトマンズの渋滞を抜けるのに時間がかかり、噂では10時間ぐらいとのこと。私は実際に10時間40分かかりました。
移動だけを考えるとずいぶん能率が悪いのですが、その日のうちにポカラに着けばいい、という余裕のあるスケジュールのときはなかなか楽しい経験です。
おすすめのバス会社
今回乗ったのは、「Swift Holidays」というバス会社です。カトマンズのリングロードというところにオフィスがあってHPも英語です。クレジットカードはVISAとMASTER が使えます。
私が実際に予約したのは以下の「Smile Car Rental」のHPからです。こちらの方がHPが分かりやすく親切でした。
ここから上記の「Swift Holidays」のバスを予約したのですが、料金は同じなのでこちらをおすすめします。HPに下のような料金案内がありますが、3.の「VIPデラックスバス1,700ルピー」を選んでください。
- Rs. 1200 for Deluxe Bus.
- Rs. 1400 for Super Deluxe Bus.
- Rs. 1700 for VIP Deluxe Bus.
支払いの後すぐにチケットが添付された英文メールがとどきました。座席指定もできます。
支払いはPaypalでしたがなぜかイギリスのポンドが表示され、その日のポンド/円レートで引落としでした。もしかしたらイギリス人が経営にかかわっているのかもしれません。片道2,149円でした(2024年3月のレート)

タメルからバス乗り場まで
タメル地区のホテルからバス乗り場へは、前の日にタクシーを頼みました。歩いても20分ぐらいで行ける距離でしたが、荷物があるし前日にカトマンズに着いたばかりでまだ土地勘がなかったからです。
タクシーの運転手さんは親切で、たくさん並んでいるバスの中から私が乗る1台を探してくれました。
自分で探す場合は、バス周辺の人にチケットを見せて尋ねたら親切に教えてくれると思います。
バス乗り場と言っても、いわゆるバスターミナルではなく、広い通りにズラッと大型バスが並んでいるだけです。場所は「Sorhakhutte」日本語では「ソルハクッテ」とでも読むのでしょうか。
出発は6時50分と予約票にありましたが6時半ぐらいに着いていたいですね。
大通りの向こうにコーヒーショップがあって「出発まで何か飲んでたらイイよ」とバスの運転手さんも優しかったです。
私はバックパックなので荷物は車内に持ち込んで網棚に置くことができました。キャリーの人はサイドの荷物入れに預けてくださいね。

バス内部と乗り心地
乗客は外国人が70%ぐらいでほぼ満席でした。
ヨーロッパの中年女性はネパール人ガイドさんを雇ってポカラに行くようでした。2人分の料金とガイド料を支払っているそうです。いろいろな人がいるものですね。
私は2人席の窓側で、隣は一人旅の韓国の若い女性でした。バスは時刻通りに出発しました!

各シートに水を1本ずつサービスしてくれます。シートはリクライニングもできて、10時間乗っても腰も痛くならず、まぁまぁの乗り心地だったのではないでしょうか。
移動中は時々車窓を楽しむ他は音楽を聴いたり爆睡したりでした。車内は空調も効いて静かだったのでよく眠れました。が悪路ゆえ、揺れる揺れる・・・車酔いする人は酔い止めの常備薬があれば安心かもしれません。

途中の休憩は3回
休憩は午前と午後1回ずつと、お昼にランチ休憩がありました。
トイレは簡素だけれどまぁ許容範囲かな。手を洗う洗面所に石鹸も置いてありました。ただティッシュペーパー(トイレットペーパー)とウエットティッシュは必携です、忘れずに!


日本のように、「集合時間は何時」という案内はないので、早めにそそくさとバスに戻りました。笑 でも多分人数を確認してくれているのだと思います。一度運転手さんが、なかなか戻ってこない乗客を探しに行ってましたから。
挽きたて淹れたてのコーヒーがおいしい
途中の休憩では美味しいコーヒーを飲めました。



ランチブッフェは高原リゾートで
ランチは「Kurintar Retreat(クリンタール リトリート)」という山の中に突然現れた山岳リゾートっぽいところでブッフェでした。ランチ代はバス料金に含まれていません。500ルピーでしたが、ブッフェランチを食べるなら現金も必携ですね!








引き続きバスに揺られて
ランチ後も、置いていかれては大変、と早めにバスに戻りましたが、ソファで結構のんびりしている人もいました。お国柄ですよね。


ネパールはコーヒーが美味しかったです。オーガニックコーヒーが流行りみたいであちこちで見かけました。デコボコの道路とアンバランスで面白いですね。


ガソリンも入れて、いよいよポカラまであと少し。

夕日のころにポカラ到着
朝7時にカトマンズを出発、途中2度の休憩と1度のランチをはさんで、ポカラのバスターミナルに到着したのは夕方5時40分でした。10時間40分のバス旅!というと疲れそうですが、個人的にはそんなにハードな感じはありませんでした。
山岳地帯をガンガン走って途中で大きな川を越え、いくつかの集落を通り、距離をしっかり実感しながら移動できたのはむしろいい経験でした。
道中の山あいを滔々と流れる川は美しくて、町で商店や生活の様子を垣間見るのも楽しかったです。
バスはポカラの「ツーリストバスパーク」に到着します。バスパークにはたくさんのタクシーが待機していました。ちょっとだけ料金交渉をしてホテルに向かいます。
途中、夕暮れのフェア湖がちらちら見えて、あー人混みのカトマンズから湖畔の町ポカラに来たんだなー、と気持ちがリラックスしていくのがわかりました。

ポカラからカトマンズへの帰りは飛行機にしました。イエティ航空の様子はこちらからどうぞ。

ポカラでは早朝、サランコットの丘に登って朝日に輝くヒマラヤ山脈を見ました。行き方や様子はこちらからどうぞ。

それではみなさん、よい旅を!

