高野山で生身供見学に便利なゲストハウス「Kokuu」

和歌山県
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「生身供」・・読めますか?私は高野山に行くまで???でした。「しょうしんぐ」と読むそうです。高野山では真言宗を広めた空海さんが今も瞑想していらっしゃるそうで、僧侶の方々が交替で1日2回空海さんにお食事を運んでおられるそうです。
早朝6時と10時半。何だか中途半端な時間のように思いましたが、仏教では食事は1日2回なのでそうなっているそうです。
空海さん、夕方お腹空かないかな・・

で、その「生身供」を見学に行くことにしたのですが、早朝歩いて見学に行けるちょうどよい場所に「Kokuu」というゲストハウスがあるのを発見。
男女混合のドミトリーとダブルベッドがある個室の内「ダブルベッドルーム」(1~2名)を予約しました。
料金は季節により変動があるようですが、私が泊まったときは1名利用で1泊で8,000円(税込)でした(2025年8月)

高野山ゲストハウス Kokuu(コクウ)- Koyasan Guest house Kokuu -
伝統ある高野山にたつ、新しいタイプの宿泊施設。高野山ゲストハウス Kokuu(コクウ)は世界中から訪れる旅人のためのゲストハウスです。

高野山駅に到着

南海電鉄「極楽橋駅」から、天井画がすてきなケーブルカーに乗って急勾配を5分上り、「高野山駅」で下車します

日本のケーブルカーでは高尾山、黒部に次いで3番目の急勾配

小さいながらも堂々とした風格の駅です

観光案内や地図を探していると、かわいい「こうやくん」が迎えてくれました

2人もいた、こうやくん

さて高野山の「夕食どうする問題」
宿坊は精進料理が2食ついており、それはそれで楽しみなのですが、1泊目はゲストハウスなので自分で調達するか外食する必要があります(実はゲストハウスでもカレーの提供がありました)
一人旅が好きなんですが、夕食を外で食べるのはちょっと億劫なんですよねー。カウンターがあるかどうか調べたり、他のグループ客の時間を避けて早めに行ったりといろいろ気を遣うもので。

高野山駅のお土産物屋さんで、柿の葉寿司とビールを購入。売り切れ寸前だったので、和歌山駅で買っておくことをおすすめします

高野山駅の中に1軒だけあるお土産物屋さん 飲み物やお弁当もある

Kokuuの場所と行き方

高野山の駅前はバスロータリーになっており、各方面へバスが出ています。コインロッカーもタクシー乗り場もありました。

高野山駅 to 高野山ゲストハウスKokuu

2番のバス停から「奥の院前」行きのバスで25分ぐらい「奥の院前」で下車したら進行方向に数分歩くと左側にありました。
KokuuのHPにとても親切なアクセス情報が載っています。バスを降りてからの地図をお借りしてここにも貼っておきます。

道の左側に不意に現れたグレーの小屋(失礼!)入口もしっかり閉じていますが、ドアを開けるとすてきな内装が現れてびっくり!

平屋で外から見ると秘密基地のような建物

共用部は清潔で合理的

一歩中に入ると多数の白い柱が見えてちょっと不思議な造りです。天井が高くて閉塞感はありませんでした

この柱には理由があるらしい

奥が「マウンテンカプセル」と呼ばれるドミトリーです。レンタサイクルも置けるんですね

外国人客も多くこの日はほぼ満室

入口を入ってすぐあるカウンターの中はキッチンで、バータイムには他のお客さんと飲みながら交流できるようです。ゲストハウスならではですね

レコードプレイヤーがいい感じを醸し出している

買ってきた飲み物はこちらで冷やしてOK。さっそくビールを冷やしました

一応ビールに名前を貼っておいた 笑

カウンターの正面にはくつろぎスペース?共用リビングがあります。カウンターとこのリビングで情報をいろいろ集められます
オーナーさんが親切に相談にのってくれました。高野山に何泊するか、明日の予定はどうなっているか、生身供を見学にいくか、など聞いてくれ、アドバイスをいろいろとくれました。リビングの棚には高野山関連のガイドブックや書籍が並んでいて、自分で調べることもできます

奥の棚に見えるのはフリードリンク

私はドラえもんのマンガ「人物日本の歴史シリーズ3空海」を持っていったのですが、初心者にはこの本の方が分かりやすいよ、と勧められてリビングで一読、浅くまんべんなく分かりやすく高野山のことが分かりました。私のようにほとんど予備知識なしでいきなり来てしまった人におススメです 笑

こちらのコーナーには夕食や飲み物のメニューがありました。夕食のカレー、美味しそうでしたよ。大阪にあるカレー屋さん直伝レシピらしいです。HPに夕食の提供は不定期とあった(と思った?)ので、私は前述のとおり駅で柿の葉寿司とビールを購入済み

朝晩の洗面はこちらで。清潔に保たれていてお花もあっていい感じです。この背面側にシャワールームとトイレがあります

ドライヤー完備

お部屋はシンプルで必要にして十分

個室の鍵をもらいました(ドミトリーも内側から鍵を掛けられる?とHPにありますが見てないので不明)

寝心地のよいダブルベッドとベッドサイドに照明

ベッドに寝転がって読書もできます。コンセントは2口でした

足元側には何か書いたりPC作業もできるデスクとライトがありました。他にはスリッパ、耳栓、ハンガーがあります。Wifi速度も十分でした

窓は部屋側面の上にこんな感じでありました。閉塞感というほどではないけれどまぁちょっとお籠りの雰囲気ですね。私は窓のない部屋が怖いタイプなんですが、ここは許容範囲内です

生身供の下見に行く

オーナーさんの話では、朝6時の生身供を見学に行くなら5時過ぎに出た方がいいようでした。朝道に迷うとイヤなので、まだ明るいうちに奥の院の散歩がてら下見に行きました

早朝「生身供」見学に行く

翌朝は早起きして昨日下見した場所へ。早朝の奥の院は空気が清々しく、鳥の声だけが聞こえる静かで厳かな場所です。数人の観光客らしき人がカメラやスマホを手に待っていました。周辺をぶらぶらしていると、さりげなく3人の僧侶の方々が出てこられました。後ろのお二人が担いでいる箱の中に空海さんの朝ご飯が入っているのでしょうか

真夏なので6時でも結構明るかったんですが、冬はまだ暗い内に毎日この儀式が粛々と繰り返されるのですね。普段暮らしている世俗社会とかけ離れた神聖な雰囲気をしみじみ感じました

最後の橋を渡るとそこは空海さんがお住まいの聖なる場所なので、写真撮影やおしゃべりは禁止です。なので写真はありませんが、この僧侶の方々の後からついて行くとご本堂に着き、そこで朝の読経を聞かせてもらえました

帰って朝食

来た道を戻ってKokuuに着いたら朝ご飯です。何だか夢から急に覚めて現実に戻ったようでまごまごしてしまいましたが、ブドウパン!美味しかった 笑 飲み物はコーヒーとチャイから選べます。ハムと目玉焼き、果物はバナナ、ヨーグルトに自家製ブルーベリーソースです。
※朝食は7時半~8時半 事前に予約フォームから申し込みます

私はチャイにしたが、ドリップ珈琲もこだわりのおいしさのよう

お砂糖やミルクの器もかわいいなぁ。

以上、高野山で奥の院も寄りのゲストハウスに泊まって早朝の生身供を見学に行った際のレポートでした。静かで厳かな高野山を垣間見ることができますのでぜひ行ってみてくださいね

それではみなさんよい旅を!

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